夜勤手当を支給すれば割増は不要ですか?

特に多いのが、医療機関、介護施設でのご質問ですが、
夜勤帯に勤務した場合に一定の金額の夜勤手当がつくことがあります。
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この夜勤手当を深夜割増賃金として支給していることになるのかどうかということですが、
次のように整理します。

まず最初に、
深夜割増賃金が必要になるのは、22時から翌朝5時までとなります。
この間に労働した場合は、25%の割増賃金が必要になります。

夜勤手当はいくら支給されているでしょうか?

3000円くらいが一番多いような印象ですが、皆さんの会社ではいかがでしょうか?

そして、夜勤手当が深夜割増賃金に当たるか否かは次の点がポイントです。

・ 賃金規定にいかに記述されているか?
 
・ きちんと払いきれているか?

就業規則または賃金規定に夜勤手当が深夜割増賃金だということを明記しているでしょうか?
全てはここにつきます。

そして、その金額は、割増賃金相当分に該当しているでしょうか?
不足していませんか?

以上の2点をクリアしている場合、
その夜勤手当は、深夜割増賃金に該当します。

そうでない場合は、通常は、ねぎらいとしての手当として支給されていると考え、
割増賃金の算定の基礎となると思われますので、気を付けることが大切です。