無資格の技能実習生に運転/ 死亡労災 建設業者を送検 佐賀労基署

 佐賀労働基準監督署は、運転技能講習を修了していない労働者にフォークリフトを運転させたとして、建設業のヤマヒロ工業㈱(佐賀県小城市)と同社代表取締役を労働安全衛生法第61条(就業制限)違反の容疑で佐賀地検に書類送検した。平成30年3月、フォークリフトを運転していたベトナム人技能実習生が死亡する労働災害が発生している。

 同実習生はフォークリフトを運転し、トラックから足場材料の荷卸し作業を行っていた際、転倒したフォークリフトの下敷きになっている。

 労災発生時に社内には、同代表取締役以外に技能講習修了者はいなかった。日常的に無資格者に運転させていたものとみられる。

【平成30年6月14日送検】

forklift

普段のリスク対策がどの程度か?と言うのが如実に表れている事案ではないでしょうか?

フォークリフトに乗ったことはありませんが、
一見簡単には倒れることがなさそうな車両に見えます。

しかし、こういった無資格者による事故は後を絶ちません。

どうすればこういった事故を防ぐことができるのかは
実は、基本に忠実に 『資格のあるものが作業を行う』 このことを実行するのが一番です。

この会社の場合は、
何らかの事情があるのかもしれませんが、
会社内に技能実習修了者がいないと言う事なので、
リスクに関しては非常に甘いものを持っていたのかもしれません。

時々聞くことは、
有資格者が退職してしまい、
新しい有資格者が入ってくるまでブランクがあるケースです。

これも残念ながら事故があれば、今回のケースと同様扱われますので、
こういったことが起きないように、
有資格者を複数名 在籍させておくなどの対策は非常に重要です。