熱湯経営 大組織病に勝つ 樋口武男 2017.09.15

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『 熱湯経営 大組織病に勝つ 』

今時ではない、どちらかというと体育会系の本。
大和ハウスから、瀕死の大和団地へ転籍、立て直しの重責を任され、にっちもさっちもいかない状態(68億円の負債で倒産寸前)を立て直しました。
その後は大和ハウスに呼び戻され、瀕死の支店をいくつも任され、それもすべて立て直し成功。そして大和ハウスの業績悪化時にはV字回復の立役者となる。すごい経歴の樋口社長。

私なら「ちょっとぐらい、楽させてくれよ」とふてくされるところが、樋口社長はそうなりません…

大和ハウス創業者 石橋会長との関係は、上司と部下の関係を超えた師弟ともいえる密度の濃いものです。
本中では、どうしてそういった関係になったのか、経緯、歴史も書かれています。
もしかすると今はこういう手法は、アウトなのかもしれません。だけど、やっぱり必要だな。と私は感じます。
特に、41ページのプロとアマの違いや、172ページの成功者と失敗者の違いなどは、必読箇所です。
ぜひ一度お手に取ってみてください。hotwater

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