目的思考と手段思考:ごみ袋に名前、なぜ必要?戸惑う住民

ごみ袋に名前、なぜ必要?戸惑う住民 マナー違反対策、自治体は苦慮
 「私が暮らす自治体の指定ごみ袋は、名前を書かなければいけないんです」。福岡県うきは市に住む女性(61)から、西日本新聞の特命取材班に戸惑う声が寄せられた。さまざまな個人情報を含む家庭ごみ。誰に見られるか分からず、記名に抵抗があるという。確かに、ストーカーがごみを持ち去る例もある。わざわざ書くなんて…。取材を進めると、マナー違反に苦慮する自治体の姿が見えてきた。(西日本新聞)

引用元:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6285054

gabbage

手段と目的を考えさせられる事例です。

市が達成したい目的とは何でしょうか?

おそらく、ごみの分別をしっかりせずにごみを出してしまう人に対して警鐘を促し、分別をしっかりと行っていきたい
と言う事ではないかと思います。

その目的を達成するために取った手段が
ゴミ袋に名前を書いてしまおう!
と言う事ですが、
これは完全に手段思考に陥っています。

目的思考とは、目的遂行のために必要なことを理解して行動することを良い、
手段思考とは、目の前の問題を解決するために何らかの手段を考えようとすることを言います。

しかし、こういった手段思考の行動は、会社でもよく見られます。

そういう私も、研修をする際に目的思考を忘れて手段思考で行おうとすることもあります。

研修の目的は、気づく機会を作り、自らの行動を振り返り、自己改善をしてもらうこと
手段思考に陥ると、私が話したいことを話し、出来る内容を考えるようになります。

目的と手段

非常に大切です。