「生娘をシャブ漬け戦略」

「生娘をシャブ漬け戦略」をご存じでしょうか?

もう1年くらい前のニュースなので、少し風化したのかもしれません。

牛丼チェーン大手「吉野家」の元常務取締役(18日付で解任)が大学の社会人向け講座で、若い女性に牛丼を好きになってもらう方法について発言したことが問題になりました。

常務は、しゃぶ付けにしたいわけではなかったと思います。
田舎から出てきた素直な学生、お金もない子かもしれません、そういった子供に低価格で付加価値の高い食べ物の虜にして、たくさんファンを見つけよう とする戦略 のつもりだったのかもしれません。

適切な発言とは言えませんが、私は内容は理解できます。

最近SNSでは、発言を大げさにとらえ、勝手にその言葉の裏を考え、何度も何度も繰り返し批判するような傾向にあります。
とても嫌な風潮です。

で、
この発言問題なのですが、
常務が伝えたいこと = 目的 はおそらく ファンをどうやって増やすか ということだと思います。
この目的をいかに面白く、わかりやすく伝えるのか?を考えたときの最適解を考える必要があります。

ここまでであれば、あまり間違えていないように思いますが、
最近では、その表現が倫理上適切か否かをしっかり考えることもとても大切な時代になりました。