月60時間を超える時間外労働の割増賃金率 規定例

ご存じの通り 2023年4月から月60時間を超える時間外労働の割増賃金率が引き上げられています。

勤怠管理システムを入れている場合、
これについては自動集計してくれますので、
特に問題がありませんが、
給与計算の仕組みは工夫が必要です。

1つ目の方法は、60時間までの残業時間と60時間超の時間を分けて集計する方法
2つ目の方法は、そう残業時間と60時間超の時間を集計する方法です。

当事務所では、2つ目の方法を採用しております。
その理由は修正箇所が少し少なくなるからです。

なので、就業規則の割増賃金の項についても厚生労働省の規定例とはこちなる記載方法をしております。

(4)1か月の法定時間外労働時間数が60時間を超える場合次のように計算した額を、(1)の時間外労働手当に加算する。
       基準内賃金
   ──────────── × 0.25 × 60時間を超える法定時間外労働時間数
    1か月平均所定労働時

給与計算のミスが起こらないように注意をしなければならないポイントです。

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