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2023.09.29
管理職の必読書: リーダーシップの旅

人が成長する要素にはいくつかあるといわれています

  1. 仕事を通じて           ・・・ 80%
  2. 上司・先輩・同僚・後輩など人間から・・・ 15%
  3. 読書や研修から          ・・・ 5%

 
成長のほとんどは仕事中の業務を通じて起こります。また、社内のコミュニケーションでも育ちます。研修や読書から成長してもたったの5%にしかなりません。それでも読書や研修を私はお勧めしております。それは、仕事や人間関係は変えることができないし、環境に依存しやすいからです。管理職になると、部下を育成指導する際、そのほとんどを自分の経験から行いますが、それは、自分が経験していないことは指導できないということです。読書をすれば、他社の経験を疑似体験することができ、新たな支援を得ることができます。仕事が忙しくてそんな時間がないという方もいらっしゃいますが、管理職が最も大事にするべき時間は「投資」の時間です。時間は見つけるものではなく、「作る」ものです。自己投資の重要性を理解し、時間は作るものと分かっている方はおそらくすでに読書はされているでしょう。ぜひ取り組んでみてください。
 

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書籍について

リーダーの成長過程を、「リード・ザ・セルフ」「リード・ザ・ピープル」「リード・ザ・ソサイエティ」の段階を踏んでいくのだ と表現するこの本。

桃太郎はいつリーダーになったのだろうか?
生まれたとき?
旅に出ようと決意した時?
仲間を従えた時?
鬼を退治した時?
宝物を持ち帰った時?

いくつか考えはあると思いますが、それはおそらく、信念を持った時とフォロワーを従えた時ではないでしょうか?

そして、その信念をもとにフォロワーを従えるために必要なものが『信頼の蓄積』と言っています。
しかし、156ページではこのように言います。「その信頼の蓄積をあえて捨てる行為」が求められると。

アルケミストと言う本を引用し、目的を達成するためにある場所で羊をたくさん飼い始めた少年。そのたびは続けるためにはその羊をすべて手放す必要がある。さてその覚悟ができるかどうか?そこで、手放せる人とそうでない人の差が生まれる。これがリーダーか否かにつながると・・・。
これをこの本ではアクティブノンアクションと呼んでいるのではないでしょうか?

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