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2023.10.11
問題社員・トラブル社員が増えて困っている

「今までこんなこと起こったことがなかったのに…最近の若者はどうしたんでしょうか?」

トラブル対応でご相談を受けた経営者様は口を揃えたようにそうおっしゃいます。確かに、働く人の権利意識は高くなっていることもあるでしょう。しかし、私たち専門家から見ると「起こるべくして起こったトラブル」と言える事案も少なくありません。

もし、あなたの身の回りにこんなことを言う人がいたとしたらどう感じますか?
 

「今まで無事故無違反で10年です。
私はスピード違反もしますし、シートベルトもしません。お酒も飲みます。パーキングに入れたこともありません。
今後も無事故無違反でいけると思います。」

 
この方は、いずれ何かの違反で捕まることは間違いないだろうな。

きっとそう思われたことでしょう

少し極端な例えだったかもしれませんが、起こるべくして起こったという意味では共通しています。経営者の方は市場が変化したり、消費者の意識が変わったりしても「市場がどうかしている」とは言わないでしょう。きっと市場の変化や消費者の変化にアンテナを張り、それらが変わることを常に意識して経営のかじ取りをされていると思います。

働く人々の環境もそれと同様です。時代とともに刻々と変化しています。10年前はなかった法律がたくさんできましたし、毎年のようにそれらの法律は改正されています。インターネットの環境は10年前とは比べようのないほど普及し、ブロードバンド化しています。携帯を持つのは当たり前で、今ではパソコンと同じようにどこでもインターネットができるスマートフォンが普及しています。働く人々の環境がこれだけ変わっているのに彼らの意識が変わっていないわけがありません。経営のかじ取りと同じで、それにも対応していく必要があるのです。
 

ちょっとの手間を惜しみ、多大な労力が必要となっている中小企業

あの書類さえあればこんなことにならなかったのに・・・
あの時、きちんと手続きの順序を間違えなかったらこんなお金払わなくて済むのに・・・

そんな状況に数多く出くわしてきました。

たかが書類・・・

その通りです。トラブルになる前はあってもなくてもどうでもいい書類なのかもしれません。しかし、いざトラブルになった、トラブルになりそうだ、そんな時に活躍するのが、普段はあってもなくてもどうでもいいと思っていた「たかが書類」であったりするのです。まさに 「たかが書類、されど書類」です。

「癌になった時に思ったんです。あー保険に入っていてよかったって・・・」

と、がん保険のCMで見たことがありますが、皆さんは、もしもの時にあってよかったと思えるような就業規則や契約書、書類管理が行えていますか?病気に備えて保険に入っているのに、いざ病気になっても保険がきかないというのは嫌だと思います。

しかし、労働の現場では、書類はあるけどトラブルに全く対応していない、または、より最悪のケースに陥る といったケースもあります。面倒だと思いながら、法律があるから一応作っておこうと備えた労働契約書が原因で数百万円のお金を後から請求される。そういった事態に陥らないために正しい知識を身に着けていくことが大切です。
 

適切な書類の管理と就業規則

トラブルをゼロにすることはできませんが、万が一の時でも対応できる体制を取っておくことが大切です。これから書くことは特別なことではありません。やっている会社にとっては普通のことです。

1 適切な雇用契約書をただしく結ぶ
2 現状に合った就業規則を備える
3 一定期間ごとに社員全員と面談する
4 退職時には、かならず退職願をもらう

まずは、この4点を確実に実施しましょう。これができれば、次は採用管理です。繰り返しになりますが、トラブルはゼロにはなりません。できることを確実に抑えていきましょう。
 

些細なことでも、複雑な内容のご相談でも迅速にお答えいたします

顧問契約がある場合、従業員から寄せられる一般的な質問から特殊な状況下での質問、同業他社はどうしているのだろうかという漠然とした疑問、新たな制度やルールを作る際のリスクや注意点など気になることをいつでもお気軽にお問い合わせいただくこと可能です。できるだけ速やかにお客様が欲しい情報をご提供できるように対応させていただきます。

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