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2023.10.05
社労士試験の合格発表:私は2回目の合格発表の時、絶対落ちたと落胆しながら臨んだことを思い出します
(1) 受験申込者数 | 52,251人 | (前年 50,433人、対前年 3.6%増) |
うち科目免除者 1,020人 | (うち公務員特例の免除者 461人) | |
(2)受験者数 | 40,633人 | (前年 37,306人、対前年 8.9%増) |
うち科目免除者 841人 | (うち公務員特例の免除者 376人) | |
(3) 受験率 | 77.8% | (前年 74.0%) |
(4) 合格者数 | 2,134人 | (前年 2,937人) |
(5) 合格率 | 5.3% | (前年 7.9%) |
合格された方おめでとうございます。開業される方もいれば、企業内社労士として活動される方もいらっしゃると思いますが、それぞれの場所で活躍いただきたいと思います。私も負けないように勉強をしていこうと思います。
【思い出】 初めての受験
たしか、30歳だったと思います。小売りの自営業をしながらも、将来の仕事を探していて、社労士を受けてみようと頑張った1年でした。「俺が落ちるならだれが受かるねん」の気持ちで、仕事の前後の時間、休日を勉強に充てていました。一般的に800から1000時間必要といわれる試験なので、その時間を確保できるように、覚悟を持って臨みました。
結果、1年目は不合格。選択科目 労働の一般常識の足切りでした。
学校の先生が、安衛法は選択についてはほぼ捨てていい、といったのを馬鹿正直に信じて、すべてを捨ててしまいました。ただ、覚えています。先生ははっきり言いました。「安衛法は、目的条文以外は全部捨てていい」といったことを。でも、私は目的条文ごと捨ててしまい(ほんとばか)、まさかの、目的条文が選択式でばっちり出ました。選択式は午前中の試験なので、午後からの択一はかなり落ち込んで受けたのを覚えています。バカでした。
【思い出】 2回目の受験
かなりショックを受けたので、2回目を受けるかどうかはかなり迷いました。1月までは全く勉強をしなかったのですが、やはりもう一度チャレンジをしたいと思い、再受験を決意。同じ学校に通い始めました。1年目の勉強のことははっきり覚えていますが、2年目のことはあまり覚えていません。それくらい1年目の勉強は刺激的だったんだろうと思います。ただ、1年目と異なり、2年目は、妻のお腹には赤ちゃんがいて、そんな中で妻の協力を得ながらの勉強でした。1年目と比べると格段に成績が上がったかというそんなことはなく、中の中でした。模試では、足切りに合うことはまずないですが、択一が50点前後。周りの再受験組は55点を超える人も多く、かなり不安だったことを覚えています。そんな不安を解消するようにいろんなテキストを読んだり問題集を買ったりしましたが、これは完全に裏目に出たと思います。本試験では、全く手ごたえがありませんでした。大商大だったか、受験会場から駅までの道のりで妻に電話をして、第一声は「ごめん」だったことを記憶しています。自分で分かっていました。3年目はないと。1年目の時も「これで受からんかったら誰が受かるねん」の気持ちでやっていましたので、モチベーションがもう続かないという確信をもっていました。それから合格発表までは一切テキストにも触れず、受験の話題は家族からなくなりました。そして発表の日、
合格。
選択は足切りもなく、択一は48点だったと思います。覚えていませんが、ぎりぎりのラインだったと思います。それでも、家のネット経由で合格発表を見たのですが、大声で喜んだのを昨日のことのように覚えています。「うぉぉーーーー」ってパソコンの前でゴリラのように喜びました。おそらく近所迷惑だったと思います。(通報されなくてよかった)
あの日、すべてが変わりました。
当たり前ですが、社労士を受けていなければ、今、私がこのような仕事をしていることは絶対にありません。責任もあるし、営業も難しいし、毎日勉強しないといけないし・・・。楽な仕事とは言えませんが、とても楽しく仕事ができています。
社労士の勉強をさせてくれた妻、一緒に勉強をしてくれた仲間、たくさんの人に感謝をしています。
といっても、合格から開業までは6年のブランクがあるのですが、それはまたいつか書きたいと思います。