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2023.10.06
管理職の必読書: 海賊とよばれた男 上・下

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書籍について

上 P.22
「馬鹿者!店員は家族と同然である。社歴の浅い深いは関係ない。君たちは家が苦しくなったら、幼い家族を切り捨てるのか」

上 P.51
「融資が受けられないのは、なぜなのかわかるか」「違う!君の真心が足りないからだ。至誠天に通じると言う。君が本当にラジオ修理の事業に命をかけて取り組む気概があるならば、そしてその事業に利益が出ると言う信念があれば、その想いは必ず伝わる。そうではないか」

上 P.263
「国岡商店が軽油の備蓄を増やしたのは投機のためではない。消費者に安定供給するためではないか。今後、二度といやしいことを言うな」

どこまでが本当で、どこからがフィクションなのかの判別はつきませんが、全編にわたって私の心を動かしてくれました。労使と言う言葉もあまり好きではなかったのですが、この本を読んでその気持ちはさらに強まりました。
 


人が成長する要素にはいくつかあるといわれています

  1. 仕事を通じて           ・・・ 80%
  2. 上司・先輩・同僚・後輩など人間から・・・ 15%
  3. 読書や研修から          ・・・ 5%

 
成長のほとんどは仕事中の業務を通じて起こります。また、社内のコミュニケーションでも育ちます。研修や読書から成長してもたったの5%にしかなりません。それでも読書や研修を私はお勧めしております。それは、仕事や人間関係は変えることができないし、環境に依存しやすいからです。管理職になると、部下を育成指導する際、そのほとんどを自分の経験から行いますが、それは、自分が経験していないことは指導できないということです。読書をすれば、他社の経験を疑似体験することができ、新たな支援を得ることができます。仕事が忙しくてそんな時間がないという方もいらっしゃいますが、管理職が最も大事にするべき時間は「投資」の時間です。時間は見つけるものではなく、「作る」ものです。自己投資の重要性を理解し、時間は作るものと分かっている方はおそらくすでに読書はされているでしょう。ぜひ取り組んでみてください。
 

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