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2023.09.21
残業ゼロ を目指すメリットとは
A そのメリットは、既存社員、人材の募集、労務コストなど多くあります
詳しく解説いたします
昨今、残業の総量規制を中心に、労働時間を減らすよう行政から指導があります。
労働集約型産業 たとえば、建設業、運送業、医療業、そして、私たち社労士などの業務については、残業を減らすことが非常に難しく、特に、建設、運送、医療については、非常に困難な道のりです。しかし、あきらめることなく残業を減らす努力については、大きなメリットがあります。
残業が少ない会社は多くのメリットを享受することが可能です
1 採用がしやすくなる
昨今では、採用がとても難しいといわれています。特にハードワークな現業については顕著です。「お金をかけて募集サイトに登録をしても問い合わせが1件もなかった」なんてことは珍しくもありません。求職をする人は仕事を探す際に何を重要視するのでしょうか?
- 給与
- 休日
- 残業の多さ
- 勤務地と住居の距離 (通勤時間)
- 有給休暇の取得のしやすさ
- コミュニケーション、働きやすさ
- ・・・
上位から数えて以上のようになっております。残念ながら仕事のやりがいや業務内容は上位には入ってきません。もちろん、すべての人ではありませんが、中小企業で働く人とにとって、労働条件は良いほうがいいに決まっています。良い労働条件の中で、かつ、やりがい・業務内容がいい会社を指します。
上のことから考えて、求人をしやすくするために給与を業界平均より上にし、休日を取りやすくし、勤務地はどうしようもないですが、有休をとりやすく、風通しの良い職場を目指す必要があります。
2 人件費が想定しやすい
残業の支払いが少なくなれば、利益がある時に給与自体を上げやすくなります。先ほど挙げた給与そのものを上げることができれば他社よりも目立つことは確実です。残業が少なく給料が高い会社と残業は多いけど給料が高い会社であれば、前者が勝ります。生活給欲しさに残業をする人がいるというご相談をいただくこともありますが、効率を高める目的が会社の利益を増やすためではなく、従業員全体の給与水準を上げることだと声高に説明し、無駄な残業をどんどん減らしていきましょう
3 ワークライフバランスを実践することができる=人が辞めにくい
残業がほとんどなく早く帰ることができれば余暇が生まれます。そこに趣味を入れたり、友人と食事に行ったり、早く帰って明日に備えたり・・・。人によって違うとは思いますが、ゆっくり静養することができれば、翌日、元気に仕事を進めることができます。能率が上がります。朝から疲れた状態で、どんなに頑張っても深夜まで働くとわかっていたら、朝から全力出せません。全力で仕事をしろと命令するならそれは無茶です。一時はできても続きません。辞めます。
どうやって残業ゼロを目指すのか
今日取り組んで明日からゼロになることはあり得ません。まずは無駄な作業がないか検討し、業務の効率化を図れないかを考え、クラウドや外部の力を利用していきます。会社によって取り組み方は違いますが、自社で解決が難しければ、社労士などに相談してみることをお勧めいたします
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