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2023.11.03
管理職の必読書: 村上海賊の娘 1~4 

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村上海賊の娘

書籍について

和田竜と言えば「のぼうの城」。これはこれでリーダーには読んでいただきたい本の一つです。今回は、信長が活躍絶頂期の時代の話。

歴史小説独特の、歴史を知らない人は何を言っているのかよくわからない、時代時代の人間模様。今回も健在です。特に1巻、2巻は、信長、本願寺、毛利の関係を少しくらい知らないと何を言ってるのか勢力図などがよくわからず、読み飛ばしてしまう部分もあるかもしれません。ただ、今回のお話は、瀬戸内から堺、大阪上本町当たりのお話なので、地理感は出やすく、街を歩いていても「あの本の言っている戦いはこの辺りで起こったのかな?」といい意味で楽しい副産物もあります。

一大勢力となった戦いの巧者 村上族。そこの娘 景。男勝りな景は、一人堺の街へと降り立つ。そこでは、のちに死闘を繰り広げることになる泉州眞鍋とであう。瀬戸内では醜く嫁の貰い手がないと言われていたのになぜか泉州では美人ともてはやされ、いい気分の景。竹を割ったような性格も泉州者には大うけで、それは七十五兵衛も例外ではない。村上族は本願寺のために再び大阪へ兵糧を届ける。がしかし・・・。

今から映画化が楽しみですね(映画になるかどうかは知らない(笑))読んでいても船の形などが想像つかずいまいちわからないところもありますので、それを映像で見てみたい。そして七十五兵衛の戦いっぷり。おそらくほとんどがモザイクになるのではないでしょうか???
 

読書は大切です

人が成長する要素にはいくつかあるといわれています

  1. 仕事を通じて           ・・・ 80%
  2. 上司・先輩・同僚・後輩など人間から・・・ 15%
  3. 読書や研修から          ・・・ 5%

 
成長のほとんどは仕事中の業務を通じて起こります。また、社内のコミュニケーションでも育ちます。研修や読書から成長してもたったの5%にしかなりません。それでも読書や研修を私はお勧めしております。それは、仕事や人間関係は変えることができないし、環境に依存しやすいからです。管理職になると、部下を育成指導する際、そのほとんどを自分の経験から行いますが、それは、自分が経験していないことは指導できないということです。読書をすれば、他社の経験を疑似体験することができ、新たな支援を得ることができます。仕事が忙しくてそんな時間がないという方もいらっしゃいますが、管理職が最も大事にするべき時間は「投資」の時間です。時間は見つけるものではなく、「作る」ものです。自己投資の重要性を理解し、時間は作るものと分かっている方はおそらくすでに読書はされているでしょう。ぜひ取り組んでみてください。
 

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