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2023.12.08
管理職の必読書: 人間関係をしなやかにする たったひとつのルール はじめての選択理論

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書籍について

選択理論という言葉を聞いたことがありますか?
私は専門家ではありませんので、あまり詳しく解説することができません。この本では、その理論を本当にわかりやすく記述してくれています。
他にも数冊読みましたが、これが一番わかりやすいとおもいました。
選択理論とは言葉の通り、私たちは常に選択して行動をしているということですが、これは、そんな単純な話ではありません。
私が理解して、とても役立っているのは次の点です。
私たちの周りには 4つの事象があります。

  1. 行為
  2. 思考
  3. 感情
  4. 生理反応

これらに私たちは振り回されます。
しかし、この4つもので、私たちがコントロールできるものは 2つだけです。それは、1.と2.です。感情は、コントロールできるように思えますが、実はこれはできません。もしも、私があなたに 『喜んでみてください』 と言ったとします。おそらくあなたは喜ぶしぐさをするでしょう。しかし、これは、嬉しかったことを思い出して喜んでる行為をしているのであって、喜ぶという感情そのものをコントロールしているわけではないのです。
これを知れば、コントロールできないものに振り回されていることに気づきますし、コントロールできるものに注力しようと考えつくはずです。
言葉で書くと分かりにくいですが、
この本では図を交えながらさらに詳しく、そしてわかりやすく教えてくれています。思い通りに動かない部下がいるとき、皆さんはどうやっていますか?
そのヒントをこの本は与えてくれるでしょう。
 

読書の時間

お勧めする 社会人の 本の読み方

3ポイント1アクション

ビジネス書を読んでいると「これは素晴らしい!」「真似をしたい」ということがたくさん出てくることがあります。しかし、残念ですが、本を読み終えるころにはそれが何だったのかは思い出せず、当然、行動には結び付きません。読書の目的は、他人の成功体験を疑似体験し、自らの行動を変えること です。読むだけで行動につながらないのは非常にもったいないことをしています。

そこで、私は 3ポイント1アクション という本の読み方を研修でおすすめしております。どんなに素晴らしい本だとしても、共感できたことを3つに絞ります。そして、マネしたい、行動したいということは一つにします。どんなに素晴らしく実践したいことがたくさんの本だっとしても、行動を一つに絞ります。例えば、後述している良書「7つの習慣」では、少なくとも7つ習慣があるのですが、それでも、マネしたい行動は一つに絞るのです。もったいないような気はしますが、1つに絞るからこそ、実際の行動に結びつくのです。是非一度お試しください。
 

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