お問い合わせ

お知らせ お知らせ

BLOG & NEWS

2024.01.05
管理職の必読書: 初めての課長の教科書

読書の時間

アマゾンリンク

新版 はじめての課長の教科書

書籍について

事務所の業務の一つとして社員研修を行っております。その研修の中で、読書の読み方についてによくお伝えする言葉ですが、面白くない・あまり共感できない といった本であったとしても、一つか二つは何かを感じることはあるものです。
まさにこの本がそれでした。

冒頭 第1章を読むのが苦痛で、詠むのをやめようかと思いましたが、読み終わってみるとまんざら悪い本ではなかったです。

ただ、この本は読むべき人が分かれそうです。初めて管理職になる人は全体を通して参考になるのではないでしょうか?もし、既に部下を持っていて、課長という仕事の幅に迷った人は、第2章と第6章が参考になるでしょう。
特に、第6章のチェックリストはかなり細かく課長の役割を記述し、自己採点ができます。既に管理職になって数年たつ人でもこの章だけ取っても買う価値はあるでしょう。その他、気に入らないところは多々ありましたが、全ての本のすべての部分に賛同する必要はなく、気になった部分のみを取り入れていけばよいという、私の考えでは、買う価値がある本と言えると思います。
 

人が成長する要素にはいくつかあるといわれています

  1. 仕事を通じて           ・・・ 80%
  2. 上司・先輩・同僚・後輩など人間から・・・ 15%
  3. 読書や研修から          ・・・ 5%

 
成長のほとんどは仕事中の業務を通じて起こります。また、社内のコミュニケーションでも育ちます。研修や読書から成長してもたったの5%にしかなりません。それでも読書や研修を私はお勧めしております。それは、仕事や人間関係は変えることができないし、環境に依存しやすいからです。管理職になると、部下を育成指導する際、そのほとんどを自分の経験から行いますが、それは、自分が経験していないことは指導できないということです。読書をすれば、他社の経験を疑似体験することができ、新たな支援を得ることができます。仕事が忙しくてそんな時間がないという方もいらっしゃいますが、管理職が最も大事にするべき時間は「投資」の時間です。時間は見つけるものではなく、「作る」ものです。自己投資の重要性を理解し、時間は作るものと分かっている方はおそらくすでに読書はされているでしょう。ぜひ取り組んでみてください。
 

pagetop